Service

子宮頸がん予防接種

ワクチンについて

子宮頸がんは、女性の子宮頚部にできるがんで、その発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)が関与しています。
HPVは性行為を介して感染し、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかることが知られています。
感染しても多くの場合は自然に排除されますが、持続的な感染が続くとがんに進行することがあります。

子宮頸がんの予防には、HPVワクチンの接種が非常に効果的です。HPVワクチンは、HPVの感染を予防し、
子宮頸がんと尖圭コンジローマのリスクを大幅に減少させることができます。
現在、公費で接種可能なHPVワクチンには、2価ワクチン(サーバリックス)、
4価ワクチン(ガーダシル)、および9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。

これらのワクチンは、特定のHPV型に対して予防効果を持ち、一定の間隔をあけて合計2回または3回接種します。

HPVワクチンは、主に小学校6年生から高校1年生相当の男女を対象に定期接種として公費で提供されています。
さらに、平成9年度生まれから平成19年度生まれの女性で定期接種の機会を逃した方にも、
2025年3月末までは公費での接種が可能です。3回の接種を完了するためには、半年間かかりますので、
1回目を2024年9月末までに接種することをお勧めします。2025年4月以降も接種をすることはできますが、自費での接種となります。

20歳以上の女性は、定期的に子宮頸がん検診を受けることも推奨されています。
子宮頸がん検診では、子宮頸部の細胞を採取し、異常がないかを検査します。

ワクチンの効果を十分に理解し、接種するかどうかを判断してください。
不安や疑問がある場合は、一度ご相談ください。

料金

公費:無料

自費:

3回分セットの料金は1回目の接種時に徴収いたします。
患者様ご自身の都合によるキャンセルでの返金はいたしかねます。

予約・持ち物について

公費対象の方は、予診票がお手元にあることを確認の上、ご予約ください。
ワクチンは申し込み毎に取り寄せいたしますので、完全予約制です。

ご希望の日程から1週間以上前の方:インターネット予約をご利用ください。
ご希望の日程から1週間以内の方:お電話にてお問い合わせください。(03-6808-8836

〈当日の持ち物〉

  • 公費対象の方:予診票
    ※当日予診票をお持ちいただけない場合自費となります。ご注意ください。
    ※公費対象で予診票がない方は、ご自身で江戸川区へお問い合わせください。
  • 保険証やマイナンバーカードなどの身分証明証
  • (お持ちの方は)母子手帳